「杜のひろば」は、「百年の杜づくり」推進のために、仙台市の委託により公益財団法人仙台市公園緑地協会が運営するみどりの情報サイトです。

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観葉植物の一般的な管理

春から夏にかけて順調に育った観葉植物も、秋になると次第に成長が鈍ってきます。気温が低下するに従い戸外から室内又は温室などに戻し、保温しながら冬越しさせます。

冬が来る前の準備

  • 無事に冬越しさせるためには、出来るだけ寒さに耐えられる体力をつけてやることが大切です。春から秋までの成長期に、十分な肥料、適正な光量を与え、上部で健康な状態にしておくことが重要です。
  • 冬季間の光量は窓際のレースのカーテン越しの光が適しています。
  • 日差しが弱くなり、気温が15℃以下になる秋から春の間は、ガラス越しの日光に当てるために、こまめに植物を移動させてください。
  • 10月上旬を過ぎたら肥料は中止します。室内に取り込むまでの間は、冬の室内に近い光量に慣らすため、それまでより日陰に置いて育てます。
  • 生育している状態で冬を迎えると若芽が傷みますので、自然に寒さが来たことを感じさせてから室内に取り込むようにします。
  • 入室の時期は植物にとって異なりますが、関東地方で10月下旬を目安とします。寒さに弱い種類は10月上旬〜下旬、強い種類は11月上旬〜下旬になります。

冬場の水やりのコツ

  • 土が常に湿っていると、土中の水分が根を冷やし、枯損することがあります。
  • 鉢土は乾かし気味にし、根鉢の表面が白く乾いてから数日間待って水を与えるようにします。

⇒低温に強く、株全体の葉の面積が多い植物は3〜4日後

⇒低温に弱く、株全体の葉の面積が少ない植物は5〜6日後又は一週間後に与えます。

  • 水は、11時〜13時頃の暖かい時間帯に与えるようにし、余分な水分が15時頃には無くなるようにします。
  • 寒い日は無理に与えず、暖かい日が来るまで1〜2日待って与えるようにします。
  • 根の冷害対策として、水道から汲んだばかりの冷たい水ではなく、汲み置きした水や微温湯を与えてください。
  • 冬場は暖房の影響もあり、葉が乾燥気味になるので、常に霧水をスプレーするのも効果的です。

その他

通風 暖かい日は換気を心がけ、まんべんなく日に当てるようにします。風通しが悪くなると、病害虫の発生の原因となります。
肥料 観葉植物の種類によっては、2,000倍に薄めた液体肥料を与えます。
保温法 高温を要さない種類の植物は、夜間にビニールや紙袋を被せて保温します。保温と保湿を兼ねて、入浴後に浴室に取り込むのも一つの方法です。

植物別の日照と越冬温度

間接光を好む種類 アグラオネマ、アジアンタム、アスプレニウム、エピスシア、ギヌラ、シンゴニウム、スパティフィラム、ディフェンバキア、フィットニア、プテリス、ベゴ、ホヤなど
春・秋は日光に当て
夏幅半日陰に置く種類
アスパラガス、アンスリウム、オリヅルラン、カラジウム、カラテア、コルジリネ、サンスベリア、シェフレラ、シッサス、ドラセナ、トラディスカンディア、ツデー、ピレア、ブライダルベール、セローム、ベゴニア、ヘデラ、ペペロミア、ポトス、モンステラ、ヤシ類など
日光を好む種類 アフェランドラ、アロカリア、アロカシア、アプチロン、クロトン、ココヤシ、ゴムノキ、シペラス、ソケイ、ソテツ、ユッカなど
高温グループ
(10℃以上)
温室又は保護容器に取り込み、加温が必要 アグラオネマ、アフェランドラ、アロカシア、アンスリウム、エピスシア、カラジウム、カラテア、クロトン、アレカヤシ、パンダナス、コーヒーノキ、エキナンサス、マランタなど
中温グループ
(5℃〜10℃)
加温は必要ないが、保護が必要 アカリファ、アジアンタム、アスパラガス、アスプレニウム、ギヌラ、ピレア、コルジリネ、スパティフィラム、シンゴニウム、ドラセナ、ディフェンバキア、ツデー、シッサス、ベゴニア、ポトス、パキラ、ヘゴ、シェフレラ、プテリス、アロカリアなど
低温グループ
(3℃〜5℃)
関東以西ならば室内に置くだけでも越冬する アナナス類、ゴムノキ、サンスベリア、トラディスカンディア、ブライダルベール、オリヅルラン、ヘデラ、ホヤ、フェニックス・ロベレニー、ムラサキオモト、ラピス、ビギーバックなど
多湿を好む種類(70%以上) アグラオネマ、アロカシア、アンスリウム、エピスシア、スパティフィラム、シンゴニウム、ディフェンバキア、ピレア、フィロデンドロン、フィットニア、ポトス、モンステラなど
普通の種類(50〜70%) アカリファ、アナナス類、カラジウム、ゴムノキ類、コルジリネ、カラテア、シダ類、クロトン、パンダナス、ドラセナ類、ホヤ、マランタなど
湿度をあまり必要としない種類(50%以下) アスパラガス、オリヅルラン、ギヌラ、サンスベリア、プラチセリウム、ツユクサ、ヤシ類など

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