すべてのものが生き生きとして、清らかに見える。植物の成長が目に見える季節です。
穀物をうるおす春雨が降る。そろそろ種まき、植え付けのはじまりです。
花が開き、次々と新芽がふくらみます。芽吹きに水を多く必要とするので、鉢植えや若木などは水切れに注意します。
春に咲く落葉樹は、花後すぐなら剪定ができます。できるだけ葉が開かないうちに済ませましょう。
多くの落葉果樹が花を咲かせます。筆などで人工授粉を行い、。実付きをよくしましょう。
新芽や花芽が展開する期間は、特に野鳥による花の食害や害虫の発生に注意が必要です。
サクラが咲き終わる頃から、戸外の多年草や秋まきの草花が生育を始めます。霜よけや枯葉をはずして風通し良く、日光があたるようにして、しまった株に育てましょう。花の終わった球根類や、これから伸びる多年草に肥料を与えて生育を促します。
屋内で育てていた草花も、八重桜を目安に屋外へ出すことができます。徐々に日光に慣らしてあげましょう。
ほとんどの種類を屋外に出すことができます。日焼けを防ぐために、日陰に置いて徐々に日光に慣らすか、不織布を被せるなどの工夫をします。
空気が乾燥し、生育が旺盛な時期に入ります。できるだけ日光にあてて育てましょう。ただし、遅霜にあてないよう注意します。中旬頃から植替え、株分け、葉ざしなども行えます。
シンビジウム、セロジネなど寒さに強い洋ランは、下旬から戸外に慣らしていきます。寒さに弱い種類は、屋外に出すのはもう少し後になります。
室内の気温も上がるので、水は乾いたら十分に与えましょう。肥料は、必ず新芽が伸び始めたのを確認してから与えます。