「杜のひろば」は、「百年の杜づくり」推進のために、仙台市の委託により公益財団法人仙台市公園緑地協会が運営するみどりの情報サイトです。

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2019年5月〜6月の園芸相談

さわやかな気候の訪れとともに樹木や宿根草など多くの植物が開花期に入る季節。冬越しを終えた植物が生育期に入り、園芸作業も多くなります。また、気温の上昇にあわせて病気や害虫の発生も多くなる時期でもあります。

今月はこんな質問が届いています。

Question

Q-1

母の日にアジサイの鉢植えをもらいました。鉢植えのままで育てたいのですが、これからどのように管理すればよいのでしょうか?

Q-2

庭に植えてある古いキリシマツツジの幹に、ペラペラしたコケがたくさんついていました。そのせいか、年々花数が減って勢いがありません。なにかよい薬はないですか?

Q-3

クンシランの花が今年もきれいに咲きましたが、葉の向きがバラバラで不格好です。葉をきれいに揃えるにはどうすればよいのでしょうか?

Q-4

ハナミズキに毎年うどんこ病がでています。今年は被害がひどく、かなり落葉してしまいました。どのように対応すればよいでしょうか?

Q-5

スイセンが、葉ばかり茂ってあまり花が咲きませんでした。以前はたくさん咲いていたのですが、どうしたのでしょうか?

Q-6

ジャーマンアイリスの苗を花壇に植えると、1年目は咲くのですが秋頃には腐ってしまいます。消毒のため土には石灰を撒いてから植えているのですが上手くいきません。

Q-7

シンビジウムの花が一茎に数個しか咲きませんでした。たくさん咲かせる方法はないでしょうか?

Q-8

ゲッカビジンが咲きません。これから蕾をつけるのでしょうか?

Q-9

昨年、青いアジサイの鉢植えを地植えにしましたが、今年は買った年と花色が違ってきたようです。元のきれいな青に戻せますか?

Q-10

バラの新芽や蕾のついた枝が、先端近くで突然萎れてしまいました。どうしてでしょうか?

Answer

A-1
アジサイの鉢植え

今年買ったアジサイの鉢植えを翌年も咲かせるには、花がら切りと植え替えが大切です。花が傷んできたら、まだ色があっても早めに切り取ります。葉が3〜4節程度の株なら花だけ切り取ります。その後すぐに大きめの鉢に植え替えましょう。元の鉢が5号なら7号くらいの鉢にします(号数×3cmが直径)。元の根を崩さず、そのままゴロ土は入れずに混合した用土(赤玉土・小粒8:完熟堆肥2)で植え付けます。十分に水を与え、明るい日陰で管理しましょう。

夏前に固形肥料を与え、秋まで葉が傷まないように維持します。植え替えの目安は2年に1回ほどです。

A-2
ウメノキゴケ

幹についているコケのようなものはウメノキゴケと思われます。地衣類と呼ばれる菌類の中に藻類が住み着いた共生生物で、木から栄養を取るわけではありません。樹勢が弱って樹皮の新陳代謝が落ちるとウメノキゴケが育ちやすくなり目立ってくるのです。この場合、必要なのは薬剤散布ではなくツツジの樹勢回復です。木の周辺の土壌を入れ替えて細根の発達を促しましょう。枝張り下の外側を同心円状に掘り、新しい用土(赤玉土・中粒1:鹿沼土1)に入れ替えます。作業の適期は3月頃か花後すぐです。

作業後は土に十分水を与え、梅雨に入るまでは週に1回ほど水やりをすると新しい根が出て育ちがよくなります。

A-3
クンシラン植物の葉は光の当たる方に伸びます。鉢の置き場所を頻繁に変えたり、狭い場所で暗くなるようなところに置いたりした場合は姿が乱れます。2〜3週間に1回、鉢の向きを180度変えるように管理するとよいでしょう。

A-4
ハナミズキ

粉をふったように葉の表面が白くなるうどんこ病はハナミズキでよく見られる病気です。病原菌(カビの仲間)は落葉や土中で越冬し、翌年の新しい葉に付着して再び発病します。これを防ぐためには、早期発見による防除で被害を広げないことと、落葉を集めて庭に残さず処分することが必要です。

ハナミズキのうどんこ病は花後に新芽が展開した頃に発生します。毎年発生する場合は、予防効果のあるモレスタン水和剤などを散布するとともに混み合った枝の整理などを行い、病気が発生しにくい環境に整えていきます。

A-5
スイセン

スイセンは3〜4年間程植えっぱなしにしたほうが群落となって花期も早まりますが、4〜5年以上植え替えをしないと葉が込すぎて日光不足になり小球ばかり増えて花が咲かなくなるので、花立ちが悪くなったら植え替えをします。その場合、葉が三分の二程度黄ばんだ頃に掘り上げ、雨の当たらない場所で1ヶ月くらい陰干しをしてから保管しておきます。

9月頃、施肥をした花壇に定植しましょう。

A-6
ジャーマンアイリス

ジャーマンアイリスは乾燥した水はけのよい土を好みます。多湿な環境で株が弱っていると軟腐病などの病原菌が入りやすく、発病すると溶けるように枯れてしまいます。新しく栽培する場合は、小粒の軽石などを混ぜて用土の排水をよくしておくことと、浅植えにして株元や根茎が地表に出るようにしておきます。石灰分を土に与えておくことも病気の予防になります。

また、一度病気の出た土壌は毎年発生することが多いので、別の場所に植え付けるようにします。

A-7
シンビジウム

花をたくさん咲かせるためにはちょっとしたコツがあります。シンビジウムの花は春から伸びた新芽が秋までに充実し、一人前に育った株元から伸びた花茎につけます。新芽は株元の太っている部分の基部から数本出ますが、そのまま放っておくとたくさんの新芽が伸び、秋になっても未熟な株で生育が止まってしまいます。

花を咲かせる株に育てるには、一つの株元に1本の新芽を育てるようにしましょう。株が3つあれば新芽も3本残してみてください。もちろん肥料は7月までしっかり与え、真夏は日陰に置き、9月上旬までは毎日水やりを行ってください。

A-8
ゲッカビジン

ゲッカビジンは、育てる環境により年に2〜3回花を咲かせます。開花しやすいのは6月と10月なので、もう少し様子を見てください。

ただし、春に購入したばかりの苗は咲きません。来シーズンの開花となります。また、暗すぎる場所に置いている場合も咲きませんので、栽培場所を見直してください。

A-9
アジサイ

アジサイは土壌の酸度により発色が変化します。赤系の品種は中性から酸性で紫色に、青系の品種は中性からアルカリ性で紫色に変わります。本来の花色を出すためには、赤系品種には腐葉土、青系品種にはピートモスを用土に混ぜます。

また、3月から6月頃、肥料として赤系には過リン酸石灰を、青系品種には硫酸カリ1,000倍液を10日おきぐらいで施します。

A-10
バラクキバチ

バラの新梢が急に萎れるのはバラクキバチの被害でしょう。柔らかい茎の先端近くに親虫が産卵し、幼虫が芯を食害します。被害の出た枝は切り取って処分します。蕾のついた枝は、花首近くをリボン状に紙やテープで巻いておくと親蜂の産卵を防ぐことができます。

茎が固まれば被害は受けなくなります。

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